くまもと復興映画祭は、今年で六年目を迎える。今年は特別編として、令和ニ年七月豪雨の被災地で開催できることになりました。きっかけは、被害に遭った坂本町の有志の方から映画上映会を手助けしてもらえないかというメッセージを頂いたことに端を発している。映画の力で頑張る人たちを後押ししたいという想いと、映画にその力があることを信じてくださる気持ちに、私は心を動かされました。その時に上映したいと希望された映画がオダギリジョー初監督作品『ある船頭の話』でした。船頭の取材をしに人吉を訪れていたオダギリ監督にもう一度人吉に来て頂きたいと、その縁を手繰ってお願いすると、快諾してくださいました。復興映画祭の常連の松居大悟監督はコロナ時代を踏襲した最新のラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』をひっさげてやって来てくれます。そして、私は長年共に復興映画祭を支えてきてくれた高良健吾と一緒に熊本県立劇場で上演した舞台『水と火と木、そして再生の物語』の映画版を初上映するに至りました。
たった一日ですが、かなり凝縮された映画体験をしてもらえることを自負しております。たくさんのことを乗り越えていかなければならない日々に、少しでも映画の力が助けになることを願って。
たった一日ですが、かなり凝縮された映画体験をしてもらえることを自負しております。たくさんのことを乗り越えていかなければならない日々に、少しでも映画の力が助けになることを願って。
くまもと復興映画祭ディレクター
行定 勲
行定 勲
人吉に行った事は一度しかなく、それも幼少期の頃なので、記憶は曖昧です。その中でも球磨川の景色だけは確かに自分の中に残っていました。その球磨川が豪雨により氾濫し、多くの方が被災した事で、そして、熊本地震もあった事で、自然への向き合い方が少し変わりました。
僕自身、熊本の自然に癒され、救われてきたことが多くあります。熊本の自然の恩恵は数え切れないほど受けてきました。しかし、ここ数年は自然の試練が重なります。
そんな中、熊本復興映画祭が人吉で開催される事に大きな意味を感じています。 今、世の中はそれぞれが乗り越えていかなければならない問題が多くあります。
個人的な話になると、僕自身、映画というものに救われてきました。映画の物語に人物に触れることによって、1人じゃないという事を知った。逆に1人でもいいんだという事を知った。映画は共感ばかりではないと思います。自分の知らない世界を広げてくれる、旅みたいなものだと思っています。 今、気軽に旅行ができませんが、映画で心の旅ができると思っています。
だからこそ映画の力で皆様の日々に少しでも活力を与えられることを信じて人吉に向かいます。
皆様に会えるのを楽しみにしています。
そんな中、熊本復興映画祭が人吉で開催される事に大きな意味を感じています。 今、世の中はそれぞれが乗り越えていかなければならない問題が多くあります。
個人的な話になると、僕自身、映画というものに救われてきました。映画の物語に人物に触れることによって、1人じゃないという事を知った。逆に1人でもいいんだという事を知った。映画は共感ばかりではないと思います。自分の知らない世界を広げてくれる、旅みたいなものだと思っています。 今、気軽に旅行ができませんが、映画で心の旅ができると思っています。
だからこそ映画の力で皆様の日々に少しでも活力を与えられることを信じて人吉に向かいます。
皆様に会えるのを楽しみにしています。
高良健吾
人吉区域外にお住まいの方より多くのご応募をいただきありがとうございました。
応募いただきました方より先着順で当日ご参加いただける観覧ハガキを5月14日より発送いたします。
こちらのハガキが届いた方のみご参加いただけます。
応募いただきましても観覧ハガキが届かない方は当日ご参加いただけませんので、予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
応募いただきました方より先着順で当日ご参加いただける観覧ハガキを5月14日より発送いたします。
こちらのハガキが届いた方のみご参加いただけます。
応募いただきましても観覧ハガキが届かない方は当日ご参加いただけませんので、予めご了承のほどよろしくお願いいたします。